新現美術協会50年史掲載(2000年12月刊行)
紀元2000年、50回記念展、そして人生50年!
新現美術協会、本当によく続いてきたものです。回りの者共から何だかんだとかなりの批評を受けながら・・・愚かだと思うが。やはり否定できない存在として成長して来たからなのでしょう。
そのような新現美術のなかで、この私の人生の半分を共に歩ませてもらい、多くの関係者から沢山の教えと励ましを受け、作品自体もさまざまに変化し、より強いものに成長した。
絵を描く事によって、今実感できることは、このどうしようもなく混乱に満ちて、複雑になっている現代社会を自分なりに要素を単純化して、見通して行く力が備わるのだという思いです。
また多くの人々との出会いにより、それが生きて行く力、表現する力になって行くことである。
表現の方法は人により様々であってよい。私はどちらかと言えば、言葉で表現することが苦手であり絵を言葉のように表現する作家も苦手である。
そうですね、絵画作品は単純化されて、見るものを深く悩ませない物がよりよい作品だと思うね!
さー、このように作文していると、思ってもいないことを書いてしまったり、誤解を招く事がある。ときには人を傷つけることもあるので、やはり私は淡々と・・・描いていく事にする。
私の作品を見ていただければきっとそのようなことを感じてもらえるものと思う。
そして今、夢がある。未来の夏にカイラース(須弥山)を目指す。自らの成長のために。
希望に満ちた?21世紀を歩んでみましょう!
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