大きい絵は我が家の駐車場に出してみます。前が道路ですから、後ろに引いてみるからです。
それで、何台もの車が通って行きます。
初めは通る車に迷惑かなと思ったのですが、車のドライバーは 私の絵をチラ”何か変なものがあるな”と見ただけで通り過ぎます。当然なのですが”オイオイちょっとみてよ”
誰も気に留めてくれないと言う脱力感・・・・という様に、絵は誰か見てくれる人がいて完結するのだと思うのです。
新現会という大勢の観客がいて他の作家と共通の壁をもらえる会に入れていただいて嬉しいです。私の作品はキャンバスを張り、白亜地を作りその上に顔料を流し乾燥させて油彩を塗る。その繰り返しです。水性の顔料と油彩が白亜地の上で出会った偶然の形が私のイメージになるまで作業します。自然の中の雲や木々達の湧き上がるような物がいつか表現できたらと思っています。
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