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いろいろな事をコメントしてみたいが、今回はスペースに限りがあるので、出品作品「現代人間事情」についての美術批評記事を掲載します。
「この大群像は、のっぺらぼうではあってもロボットではない。逆に現代の人間の生々しい気配が立ち上がってくる。ここは大会議場で、寝ている人、ケイタイ電話を持っている人などさまざまである。それをどこか突き放したようでいて、しかも真実味、情感を込めて描いている。
情感と接近感というものと対象との距離のとり方のバランスが良い。今回はとくにパースペクティブを強調しており、大きな会議場の段々と高くなるシートが、湾曲しながら空の方に向かって行く構図をとっていることも、画面全体の総合性を高めている」
(「美術の窓」1999年12月号より)
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